図のコツ(A〜F)または数字を押してください。
MON ATELIER|26個の数字
数字を最初に実修する理由
最初から全部を覚える必要はありません。
最初に数字を勉強すると、次の力を同時に育てることができます。
「∞まで数えられる」「発音記号が解る」
26個の数字|基本のコツ
数字を順番では覚えません。
× 1 → 2 → 3 → 4 → 5…… ○ 音の連携・共通音・グループ・法則で覚えます。数字のコツ A|省略の数字
省略の数字では、最後の子音が省略され、音が短くなることがあります。 対象となる数字は次の四つです。
これらの数字の直後に別の数字が来ると、音が短くなります。 ただし、5だけは少し特別です。
10・6・8
数字の後に数字や言葉が来ると、音が短くなることがあります。
5
数字の後に数字が来る場合だけ音が短くなります。数字以外の言葉が来る場合は、短くなりません。
例
6 600[similsisɑ̃]
8 000 000[ɥimiljɔ̃]
5 500[sɛ̃milsɛ̃sɑ̃]
文字を一つずつ読むのではなく、音のかたまりとして覚えることが大切です。 「音が消える」と考えるのではなく、フランス語では、言いやすくするために 音が圧縮されると考えましょう。
何のために?
- 聞き取りを速くする
- 発音を流暢にする
- 数字を瞬間的に認識する
- 実際の会話で自然に反応できるようにする
正しい発音で数字を覚え、実修を重ねると、流暢に話す力を突破しやすくなります。
数字を流暢に言うことと、発音が解ることは、流暢に話すことと同じ力だからです。
だから何?
つまり:数字 = 発音 + 実修 = 流暢さ
数字のコツ B|20類の数字
20は vingt[vɛ̃] と書き、つづりの最後に t があります。 単独の vingt では、この t は発音しません。 しかし、22〜29では、この t を特別に発音します(t氏→有音)。
20 → vingt + 数字
一つずつ丸暗記するのではなく、共通する形を理解して覚えます。
85 = quatre-vingt-cinq(4×20+5)→ [katʁəvɛ̃sɛ̃k](t氏→無音)
数字のコツ C|手の数字
50手1 → 51 ⎜ 60手1 → 61 ⎜ 60手11 → 71
数字をイメージで覚えます。
数字のコツ D|合成数字
目的は、暗記ではなく構造を理解することです。
90の発音
90 = 4×20+10 は [ka・tʁə・vɛ̃・dis]、つまり4音節で発音します。 この中に、[ə](je, me の女性)も含まれています。
フランス・ベルギー・スイスの比較
ここでいう合成数字とは、二つ以上の要素を組み合わせて形づくられる数字です。 この考え方を使うと、三つの地域の違いが見えやすくなります。
| 地域 | 70 | 80 | 90 |
|---|---|---|---|
| フランス | 60+10[swasɑ̃tdis] | 4×20[katʁəvɛ̃] | 4×20+10[katʁəvɛ̃dis] |
| ベルギー | 単純な形[sɛptɑ̃t] | 4×20[katʁəvɛ̃] | 単純な形[nɔnɑ̃t] |
| スイス (フランス語圏) |
単純な形[sɛptɑ̃t] | 一部地域で使用[ɥitɑ̃t] | 単純な形[nɔnɑ̃t] |
だから何?
フランス
60+10、4×20、4×20+10という構造を理解する必要があります。
ベルギー・スイス
septante、nonanteなどの単純な形が使われるため、覚えやすくなります。
数字のコツ E|共通音・同じ女性
この表の数字についているデザイン(色・形)は、MON CHEVALET 女性たち の「女性」です。 女性=母音。数字の中に聞こえる母音が、どの女性と同じ音か(共通)を、デザインで示しています。
同じ音を一つの家族として覚え、音どうしを連携させます。 上の図で数字をクリックすると、その数字と共通の音を持つ数字が浮かび上がります。同時に、フランス語の音声が流れます。
発見|5 と 15
発音記号を、右から左へ逆に読むと、5[sɛ̃k]は[kɛ̃s](15 の[z]なし)になります。 言いにくいので、自然に[s]が濁って[z]になり、15[kɛ̃z]になります(日本語の「濁る」)。
数字のコツ F|桁の大きい数字
昔の知識人は、同じ音が重なるのを避けるために、新しい語をつくった、と考えると覚えやすくなります。
仏:[mil] → 10 [mil] → 100 [mil] → 次は [mil][mil] と音が重なるので、新しい語 [miljɔ̃]。
日:[man] → 十万 → 百万 → 千万 → 次は [man][man] と音が重なるので、新しい語 [oku](億)。
仏は1000倍ごと([miljɔ̃]→[miljaʁ]→[biljɔ̃])、 日は万倍ごと(億→兆)に、新しい語ができます。仏は3桁ごと、日は4桁ごとです。
和仏の桁の比較
数字(または音)をクリックすると、もう一方の言語の同じ大きさの数字が浮かび上がり、音声が流れます。
仏(3桁ごと)
日(4桁ごと)
*英語では 1 ビリオン
‡英語では 1 トリリオン(短い尺度)
切り替え練習(自己評価)
目標は、切り替えがゼロ秒でできるようになることです。 数字と音を見て、母語の論理で考え、答えを見て、「できた」か「もう一度」を選びます。 「もう一度」の数字は、できるまで何度も戻ってきます。